令和4年11月18日
名古屋地方裁判所は、
窃盗グループに資産家の情報を提供していた情報屋の男性に対し、
強盗致傷罪などの共犯者と認定して懲役12年の判決を言い渡しました。
この情報屋の男性は、「ひったくりの情報を教えただけで、強盗するとは思わなかった」
と主張していました。
しかし、
名古屋地方裁判所は、
事件前の諸事情を考慮して
「実行役が被害者に暴行を加えて金品を奪うかもしれないと認識し、それでもよいと考えた」
と認定しました。
そして、
「情報を実行役に提供する重要不可欠な役割を果たした」として、
強盗致傷罪などの罪で懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
ドラマなどでも度々登場する「情報屋」ですが、
情報の提供相手に気をつけないと
犯罪者として処罰されます。